皆さんはオーストラリアでは人気の商品というと、
どんなイメージがありますか?
観光地としてのイメージが強いため、マーケットや商品についての情報に乏しく想像がつかない方も多いのではないでしょうか?
前回の記事で、オーストラリア人の日本文化や工芸品への関心の高さをご紹介したところですが、今回は「どのような日本の商品が人気なのか」ということについてご紹介します。
Simply Nativeでは様々な日本の地場産業商品の小売販売を行っていますが、
オーストラリアで人気の小売商品は、
3つのキーワードに分ける事ができると気がつきました。
それは、「体験」「経年変化」「ギフト」です。
今回はキーワードその①「体験」
ここでの「体験」できる商品とは、参加型のワークショップや
自分で作成できるキットなどのことです。
オーストラリアでは子供に様々な体験をさせることは教育の一環
と考える人が多く、子供も楽しめる体験型商品は安定して人気があります。
特に、藍染やかんながけのワークショップなどは
親子揃っての参加者が多いです。
昨年のシドニー最大の日本フェスティバル『MATSURI』で行った
藍染ワークショップも多くの人で賑わいました!
MATSURIで行われた藍染ワークショップの様子(photo: Kimiko Mikuni, Joidea)
親子で参加する姿も多く見られました!(phote: Kimiko Mikuni, Joidea)
小売商品もワークショップ同様、体験できるものが好まれる傾向があり、
Simply Nativeの商品の中では
自分で染められる藍染キット、オブジェとしてだけでなく自分で顔やメッセージを自由に描く事ができる素焼の招き猫、tumi-isiが特に人気です。
素焼きの招き猫。絵を描いた後は貯金箱としても使えます。
大人にも人気のtsumi-ishi。バランスを考えながら楽しめます。
単純にモノを消費するのではなく、自分も参加して楽しむことにお金を惜しまないオーストラリア人の傾向がここでもよく現れていると思います。
次回はキーワードその②経年変化をご紹介します!
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